沈黙の春

海洋生物学者として 世界ではじめて具体的に環境汚染 農薬被害などについて 世に問うた本

ウッズホール海洋生物研究所の職員としてアメリカ政府の仕事もするかたわら

書きためたレポートが 内容の骨子になっていることを最近知りました


海を題材にした「われらをめぐる海」という作品を読んだのが

レイチェル・カーソンという名を知った初めての作品でした

生物学者というより 海洋詩人という印象を受けたのが新鮮で 彼女の著作全体に漂う

「生真面目さ」が大好きです  他の著作にも人間や自然に対する心地よい言葉が勉強になります